Cornix LP レビュー|完全ワイヤレス・アルミ削り出し分割キーボードを分割デビューで選んだ理由

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cornixLP

こんにちは!TechTreckのふりっつ(@techtreckMK)です。

「分割キーボード、気になってるけど自作キットは難しそう…」——正直ずっとそう思っていました。

HHKBLofree Flow 2を愛用しつつも、肩を開いて打てる分割スタイルへの憧れは止まらなかった。でも世に出回る分割キーボードのほとんどが3Dプリント筐体のセルフビルド前提で、完成品としてのビルドクオリティに不安を感じて踏み出せずにいたんです。

そんなふりっつが第3弾でようやく手に入れた。それが Cornix LP(JezailFunder Japan) です。

アルミ削り出し筐体、完全ワイヤレス、テンティング対応——分割キーボード初心者に必要なものが全部入っている一台。今回は専用ポーチも同時購入したので合わせてレポートします。

  • 6063アルミ削り出し筐体(サンドブラストアルマイト仕上げ)で剛性・質感が圧倒的
  • 完全ワイヤレス(左右間もBluetooth接続)
  • 6°〜24°のテントモードを標準装備
  • Vial(ブラウザ版)でキーマップを自由にカスタマイズ可能
  • ロープロファイルで薄くデスクになじむ
  • スイッチホットスワップ対応で好みに換装できる
  • 完成版の分割キーボードとしては割安
  • 専用ポーチ(990円)でそのまま携帯できる
  • 数字キー・記号キーが物理的に存在しないのでレイヤー操作が必須
  • 入手難(予約販売制で常に売り切れ)
  • キーマップ慣れに1〜2週間は覚悟が必要
提供ではありません

弱小ブロガーなのでもちろん自腹購入です。なので率直にレビューします。

目次

製品概要・スペック

cornixLP

Cornix LPは、東京のガジェットメーカー JezailFunder Japan が設計・製造する、完全ワイヤレス対応の左右分割ロープロファイルキーボードです。

foostan氏設計の「Corne」にインスパイアされつつ、アルミ削り出し筐体・完全無線接続・テントモードを組み合わせた”完成品”として登場。自作キーボード文化に親しみのない人でも手が届くよう設計されています。

遊舎工房でのグループバイ(GB)を皮切りに話題になり、SNSを中心に爆発的に拡散。第1弾・第2弾ともに瞬時に完売し、僕が購入できたのは第3弾でした。次回は第5弾の予約アナウンスを待つ状態で、その人気は衰えを知りません。

主要スペック

項目詳細
メーカーJezailFunder Japan
筐体素材6063アルミ削り出し(サンドブラストアルマイト仕上げ)
配列Cornix 3×6(40%カラムスタッガード、計48キー)
スイッチKailh Choc V2 Spring(ホットスワップ対応)
キーキャップLCK(透明ポリカーボネート製)/LAK(PBT製)から選択
接続方式有線(USB-C)+ Bluetooth(最大3台まで登録)
左右間接続Bluetooth(左が親機・右が子機)
バッテリーリチウム電池 650mAh(片側)
プレートFR4
テントモード6°・12°・18°・24°(4段階)
カラーシルバー/ブラック/オレンジ(時期により追加色あり)
キーリマップウェブ版 Vial(vial.rocks)対応
価格29,500円(税込) ※時期によって変動あり

※スペックはJezailFunder Japan公式ページ(jezailfunder.jp)を参照。

外観・開封レビュー

届いたパッケージを開けた瞬間、正直「え、これ本当に3万円以下?」と声が出ました。

手に取ってまず感じるのは筐体の重みと冷たさです。MacBookのアルミボディと同じ感触——それが分割キーボードとして手の中に収まっている。表面のサンドブラスト仕上げはきめ細かく、指紋もほとんど目立ちません。

親指まわりのパーツには半透明アクリルが使われており、基板がうっすら透けて見えるのがまたかっこいい。ミニマルに見えて、ちゃんと「メカガジェット感」があります。ここは好みが分かれるかもしれませんが、僕はめちゃくちゃ好きです。

付属品一覧

  • 本体(左右)× 1セット
  • USB-Cケーブル
  • 予備キーキャップ
  • 予備スイッチ

梱包は丁寧で、輸送中のキズやガタつきはゼロ。商品として届けることへの誠実さが伝わります。こういう細部がユーザー体験を大きく左右するんですよね。

専用ポーチ(990円)も同時購入

本体と同時に購入できる専用収納ポーチ(税込990円)も合わせてゲット。内側は若干柔らかい素材で、少しの衝撃なら守ってくれそうです。ケーブルなどの小物もまとめて収納できるコンパクト設計。

予約と同時に注文した場合、本体入荷後にまとめて発送してくれます。これは親切な仕様でありがたかった。990円という価格も良心的すぎる。

実際に使ってみた

① 分割キーボードデビューの正直な感想

まず大前提として——僕はブラインドタッチはできますが、数字や記号の入力は少し苦手です。HHKBのUS配列で記号の位置は把握していましたが、そこにカラムスタッガード+40%キーのレイヤー操作が加わります。最初の1週間は正直しんどかった。

60%キーボードの延長で考えると使い勝手が落ちるので、思い切って40%のキーマップを新たに考えるべきかと感じました。

ホームポジションから届く範囲で全てを賄えるキーマップ。終わりのないカスタマイズの旅が始まったようです…

② アルミ筐体の剛性感・打鍵感

ここが最大の購入理由でした。3Dプリント製の分割キーボードは「柔らかくしなる感じ」が気になって踏み出せなかったんですよね。

でもCornix LPは打鍵時に微動だにしません。テーブルに置いてもズレない、押してもたわまない。アルミ削り出し×FR4プレートの組み合わせが生む剛性感はまさに求めていたものでした。

打鍵音はデフォルトのKailh Choc V2 Springでやや高めのコツコツ系。静かなオフィスや図書館では少し気になるかもしれません。ホットスワップ対応なので、静音タイプのスイッチに換装すれば解決できます(JezailFunderさん自身もKailhと共同開発した静音スイッチ「霧」を販売しています)。

③ テントモードで手首の角度が変わる

6°・12°・18°・24°の4段階から選べるテントモード。フット付け替えるだけで角度を変えられます。僕は今のところ6°で使用中。手首が内側にひねれずに自然なポジションになるのが実感でき、長時間作業後の疲れが少し違う気がしています。

④ Bluetooth完全ワイヤレス(左右間も無線)

分割キーボードで地味に面倒なのが「左右間をつなぐケーブル」。Cornix LPはここも Bluetooth接続で完全排除しています。左が親機、右が子機として繋がり、デバイスとも Bluetoothで最大3台まで接続可能。

バッテリーは片側650mAh。公式の連続使用時間は明記されていませんが、数日は余裕で持ちます。

⑤ Vialでキーマップを自分仕様に

Cornix LPはウェブ版Vial(vial.rocks)でキーマップを完全カスタマイズできます。物理キーが48個しかないので、数字・記号・ファンクションキーはすべてレイヤーに割り当てて使う形になります。

どう設定するかが最大の難関であり最大の楽しみ。僕のキーマップのカスタマイズ詳細は別記事で丁寧に解説する予定ですので、ぜひそちらも参照してみてください。

ふりっつのキーマップの思想は常に一番キー数が少ないキーボードで効率的なキーマップを考え、それを他のキーボードにも適用するという考え方。今まではHHKBをベースに組み立てていましたが、40%キーボードは別世界。今回はじっくり楽しんで最適解を探したいと思います。

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Cornix 無刻印 雪モデル?!

Cornix 無刻印 雪モデル、なんてものはないのですが、この手のキーボードの醍醐味はキーキャップやキースイッチを自分好みにカスタマイズできるところ。

白ガジェット好きのふりっつは迷わずキーキャップを無垢なホワイト無刻印に換装!

今回キーキャップも統一感を持たせるため公式のJezailFunder JapanさんのサイトからLAK キーキャップセット 無刻印を購入。

う、うつくしい。。。分割版HHKB 雪モデル 無刻印の完成!

自分でキーマップを変更するのが全体なので、あらかじめ刻印されたキーと実際のキーが異なるんですよね。その場合、刻印が逆にじゃまになる。なので無刻印はキーマップカスタマイズ前提の場合はむしろ合理的なんです。

心の目で読み取るんですよ。Don’t look, FEEL.

他の愛用キーボードとの比較

普段使いのキーボードと簡単に比較してみます。

Cornix LPHHKB Professional HYBRID Type-SLofree Flow 2
筐体アルミ削り出しPBT樹脂アルミ合金
スタイル左右分割一体型一体型
スイッチChoc V2(ロープロ)静電容量無接点Lofree Ghost(ロープロ)
接続BT+有線BT+有線BT+有線+2.4G
テントモード✅ 4段階
キーマップカスタマイズ✅ Vial(自由度高)△(専用ツール)
打鍵感軽快・コツコツしっとり・静音サクサク・低反発
価格帯約29,500円約37,000円〜約30,000円〜

打鍵感のなめらかさや静音性ではHHKBに軍配が上がります。ただ「身体への負担を減らす」という観点では、Cornix LPが圧倒的に有利。それぞれ別の軸で優れているので、デスクで切り替えながら使うのが現状の理想形です。

こんな人におすすめ

✅ こんな人に強くおすすめします

  • 分割キーボードに興味があるが、3Dプリント製の自作キットには不安を感じている
  • HHKBや Keychronなど一体型からのステップアップを考えている
  • アルミ筐体のしっかりした質感にこだわりたい
  • 完全ワイヤレス(左右間もコードレス)でデスクをすっきりさせたい
  • 肩こりや手首疲れに悩んでいる
  • キーマップを自分好みに徹底カスタマイズしたい

⚠️ こんな人には少し注意が必要です

  • 数字キーが物理的にないことに強いストレスを感じそうな人
  • すぐに入手したい人(予約販売制で、次回入手タイミングは公式Xを要チェック)
  • 分割キーボードに初めて触れる感覚に1〜2週間向き合う余裕のない時期

まとめ・総評

Cornix LPは、「完成品として信頼できる分割キーボード」というジャンルを日本で切り拓いた製品だと思っています。

3Dプリント筐体に不安を感じていた僕にとって、アルミ削り出しという回答は完璧でした。届いた瞬間の質感、テントモードの精度、完全ワイヤレスの快適さ——どれをとっても「これが求めていたものだ」と感じさせてくれます。

一方で、40%キーボードのレイヤー操作には相応の学習コストが伴います。でもそれは「障壁」ではなく「設計上の選択」で、慣れれば手の移動量が減って長時間作業が楽になる。分割デビューのキーボードとして、これ以上の選択肢は今のところ見当たりません。

NuPhy Air75やLofree Flow 2が一体型の完成形だとしたら、Cornix LPは「自分の身体に合わせた最適解を追求するための出発点」。そんなキーボードです。

なお、nape proとの組み合わせも期待していて、届いたらまた記事にします。キーマップのカスタマイズ詳細も別記事で解説予定なので、ぜひチェックしてみてください!

cornixLP

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この記事を書いた人

ふりっつのアバター ふりっつ Gadget & Cafe Blogger

京都府生まれの海外旅行好き会社員。

これまで海外旅行に20ヵ国以上行き、ミラーレスカメラは10台以上乗り替え、エスプレッソは3杯/日のみ、1匹のトイプードルと戯れる日常

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