【徹底比較】ミシェラドーロのコーヒー豆「グランクレマ」vs「ラティーノ」|全ブレンド解説と美味しい挽き方

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こんにちは!TechTreckのふりっつ(@techtreckMK)です。

2026年4月、日本橋三越で開催されたイタリア展に行ってきました。目当てはもちろんエスプレッソ。ミシェラドーロ(Miscela d’Oro)のブースで今回2種類の豆を購入しました。

今回はグランクレマ(GRAN CREMA)ラティーノ(Latino)の2種類を実際に使ってみたレビューをお届けします。後半では他のミシェラドーロのブレンドラインナップと購入先もまとめています。

この記事で分かること
  • ミシェラドーロというブランドの特徴
  • グランクレマ vs ラティーノの味の違い
  • 挽き目のコツ(ミシェラドーロならではの注意点)
  • 他のブレンドラインナップ(グラングルメ・グランドアロマ・グストクラシコ・ナトゥーラ・ロブスト)
  • 日本での購入方法
目次

ミシェラドーロとは?

ミシェラドーロHPより引用

ミシェラドーロは1946年、イタリア・シチリア島のメッシーナで創業した老舗ロースターです。創業者ウンベルトと妻エマヌエラの2人でスタートした小さな焙煎所が、現在では3代目に引き継がれ、世界中にコーヒーを届けるブランドに成長しました。

2006年には、ベネトン社の広告で知られるイタリアデザイン界の巨匠オリビエロ・トスカーニ(Oliviero Toscani)をデザイナーに起用。パッケージからアクセサリーまで統一されたブランドイメージが印象的です。

シチリア産なのに「北イタリアスタイル」?

一般的に南イタリア(ナポリ・シチリア)のエスプレッソというと、ロブスタ多め・深煎り・パンチのある苦味というイメージがあります。しかしミシェラドーロは、地理的には南イタリアに位置しながら、シティロースト〜ミディアムロースト中心の少し浅めの焙煎を採用しています。

「浅め=酸味が強い」と思いがちですが、それがミシェラドーロの面白いところ。酸味は少なく、むしろ甘みが前面に出てくるバランスの良い仕上がりになっています。豆の個性を活かしながら、複雑なブレンドで甘さとコクを作り出す独自のスタイルです。

左がGRAN CREMA 右がRedStoneCoffeeのイタリアーノブレンド

グランクレマ vs ラティーノ 比較レビュー

今回購入した2種類をさっそく飲み比べてみます。

項目グランクレマ(Gran Crema)ラティーノ(Latino)
焙煎度ミディアム(シティロースト)ミディアム(シティロースト)
産地南米・アジア南米・アフリカ
ブレンド比率アラビカ70% / ロブスタ30%アラビカ30% / ロブスタ70%
クレマ★★★★★★★★★☆
酸味★☆☆☆☆★☆☆☆☆
甘み★★★★☆★★★★☆
ボディ感★★★★☆★★★★★
苦味★★★☆☆★★★★☆
ミルク相性★★★★☆★★★★★
キャラクターまろやか・クリーミースパイシー・力強い
本国のNoteBalanced and smooth, pleasantly creamy on the palate, malty sweetness with vibrant notes of roasted nuts, biscuit and whisky.Strong and full-bodied, intensely creamy on the palate with notes of dark chocolate, biscuit and black pepper, lingering spicy aftertaste.

グランクレマ(Gran Crema)

名前の通り、濃厚なクレマがとにかく印象的な一杯。南米のアラビカ70%とアジアのロブスタ30%のブレンドで、ミディアムローストの仕上がりです。

口に含むとまず感じるのはビスケットのような甘さ。続いてローストナッツ、かすかなウィスキーのような余韻が広がります。酸味はほぼゼロ。すっきりとしたクリーミーなボディが特徴で、毎日飲んでも飽きない「日常のエスプレッソ」という印象です。

カプチーノやフラットホワイトにしてもコーヒー感がしっかり残り、ミルクとの相性も良好。初めてミシェラドーロを試すならまずこちらから、というおすすめのお豆です。

分厚いクレマがしっかり出ます

ラティーノ(Latino)

ラティーノは南米とアフリカ産のアラビカ+ロブスタのブレンド。グランクレマよりボディが強く、より力強いキャラクターが魅力です。

テイスティングノートはダークチョコレート、ビスケット、ブラックペッパー。グランクレマと同じく酸味は少なく甘みは感じますが、全体的にドライでパンチのある印象。ショット単体で飲むと、そのスパイシーさがより際立ちます。

ミルクとの相性も抜群で、ラテにしても存在感が埋もれない頼もしさがあります。それもそのはず、ロブスタ70%という中々ない配合量!「もう少しインパクトが欲しい」という方はこちら。

挽き目のコツ:ミシェラドーロならではの注意点

ミシェラドーロの豆で最初に戸惑うのが挽き目の設定です。パッケージを見ると、豆のサイズと色にけっこうばらつきがあることに気づきます。これはブレンドに5種類以上の豆が使われており、しかもそれぞれの焙煎度に差があるため。

挽き目は、最も浅く煎られた豆(硬い豆)に合わせて細かめに設定するのがポイントです。深煎りの豆だけに合わせた粗さにすると、浅煎りの豆の成分が十分に抽出されず、薄くなりやすいです。

つまり全体的に細かめ(いつもより1〜2クリック細かく)にセットするのが、ミシェラドーロを美味しく飲む近道。最初はやや詰まり気味に感じるかもしれませんが、そこから少しずつ調整してみてください。

ふりっつは、TIMEMOREのBricks 01Sという電動グラインダーを使用しています。よく飲むエスプレッソ豆の挽目を参考に下記に載せておくので、同じマシンを利用されている方は是非参考に。

品名挽目
GRAN CREMA23
Latino23
RedStoneCoffee イタリアーノブレンド36
BORBONE BLU26
caffen GOLD Arabica100%28
暮らしと珈琲 シン・イタリア式ブレンド30

ミシェラドーロのブレンドラインナップ

今回購入した2種以外にも、ミシェラドーロにはいくつかのブレンドがあります。それぞれの特徴をまとめました。

グラングルメ(Gran Gourmet)— アラビカ100%の最高峰

ミシェラドーロ唯一のアラビカ100%ブレンド。中南米産の高品質なアラビカのみを使用し、甘みと酸味のバランスが取れた上品な味わいです。ロブスタを使わないぶんクレマは控えめですが、その分フルーティで繊細なアロマが楽しめます。カプチーノにすると豆本来の甘みがミルクにやさしく溶け込みます。

「イタリアンよりもスペシャルティ寄り」を楽しみたいときの一択。

グランドアロマ(Grand’Aroma)— 香りの豊かさNo.1

アラビカ80% / ロブスタ20%のブレンドで、ダークローストに近い深煎り仕様。豊かなアロマと滑らかなベルベットのようなクレマが特徴です。深煎りながら嫌な苦味がなく、控えめな酸味もあるバランス型。マキアートやコルタードに向いています。

今回購入できなかったのが残念ですが、次回のイタリア展では最優先で試したい一本。

グストクラシコ(Gusto Classico)— ザ・南イタリア

アラビカ50% / ロブスタ50%という、ミシェラドーロの中で最もロブスタ比率が高いブレンド。パンチのある苦味と厚いクレマはまさに南イタリアスタイル。ポップコーン・ローストナッツのようなノートが特徴で、後味の持続感も抜群。ミルクをたっぷり使うカフェラテやカプチーノに最適です。

ナトゥーラ(Natura)— オーガニック認定

中南米のアラビカとアジアのロブスタを使ったブレンドで、オーガニック&フェアトレード認証取得済み。ミディアムロースト、バランスの取れた風味とクリーン感のある後味が特徴です。豆の品質へのこだわりが強い方や、サステナブルなコーヒーを飲みたい方に。

ロブスト(Robusto)— ロブスタ100%の個性派

ミシェラドーロ唯一のロブスタ100%ブレンド。深煎りで、力強い苦味とシガーのような香り、かつては伝統的なナポリスタイルに近いキャラクター。カフェインも高く、朝のエネルギーチャージに。苦味重視・クレマ重視の方向け。

好みや用途によって使い分けてみてください。

ミシェラドーロ ブレンド早見表

ブレンド名焙煎度アラビカ : ロブスタ味の特徴おすすめ用途
グラングルメミディアム(ライト寄り)100:0繊細・甘み・フルーティブラック・カプチーノ
グランドアロマダーク80 : 20豊かなアロマ・滑らかマキアート・コルタード
グランクレマミディアム70 : 30まろやか・モルト甘み・ナッツエスプレッソ全般・ラテ
グストクラシコダーク50 : 50パンチのある苦味・ポップコーンラテ・カプチーノ
ラティーノミディアム30 : 70力強い・チョコ・スパイシーショット・ラテ・カプチーノ
ナトゥーラミディアムアラビカ+ロブスタクリーン・バランス型・オーガニックエスプレッソ全般
ロブストダーク0 : 100強烈な苦味・シガー香・高カフェインショット・モーニングブースト

日本での購入方法

ミシェラドーロは日本でもいくつかのルートで購入できます。

株式会社ミシェラドーロコーヒーカンパニー(日本代理店)

ミシェラドーロの日本総代理店です。輸入のエスプレッソ豆は基本1kgからの販売ですが、ここでは500gから購入でき、少しずつ楽しみたい方にピッタリです。

https://misceladoro.stores.jp

三越伊勢丹オンラインストア

日本橋三越などのイタリア展で購入できるほか、三越伊勢丹オンラインストアでも取り扱いがあります。グランクレマ・ラティーノ・グランドアロマ・グラングルメ・グストクラシコ・ナトゥーラ・ロブストと主要ブレンドが揃っています。

https://www.mistore.jp/shopping/brand/list?brand=801302

まとめ

ミシェラドーロは「南イタリア産なのに北イタリアスタイル」(個人的な感想)というユニークなポジションのロースターです。酸味を抑えながらも甘みとコクをしっかり引き出す焙煎の技術は、さすが1946年創業の老舗。

今回飲み比べた2種では、グランクレマが毎日使いの万能選手、ラティーノがしっかりした個性を求めるときの選択肢という印象です。

  • まろやかに飲みたい → グランクレマ
  • 力強くスパイシーに → ラティーノ
  • 繊細なアラビカを楽しみたい → グラングルメ
  • 香りを重視したい → グランドアロマ
  • ナポリスタイルの苦味 → グストクラシコ
  • オーガニックにこだわる → ナトゥーラ
  • ロブスタ100%の衝撃を → ロブスト

次回のイタリア展ではグランドアロマとグラングルメも試してみたいと思います。また購入したらレポートします!

それでは、良いエスプレッソライフを☕

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この記事を書いた人

ふりっつのアバター ふりっつ Gadget & Cafe Blogger

京都府生まれの海外旅行好き会社員。

これまで海外旅行に20ヵ国以上行き、ミラーレスカメラは10台以上乗り替え、エスプレッソは3杯/日のみ、1匹のトイプードルと戯れる日常

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